
幼児教室ピグマリオンの国語教材
どうすれば、子どもたちは本物の「国語力」を身につけることができるのか?
国際学習到達度調査(PISA)等の結果から日本の子どもたちの国語力の低下が叫ばれる昨今、
未だ有効な対策が提出されたとは言えない状況にあります。それどころか、PISAの結果を
「2015年からコンピューターを使用した出題・解答形式に移行した」ためだとする論調すらあるのです。
しかし、これは本質的な議論ではありません。
テストの形式に慣れた結果、点が取れたとして何になるでしょうか。
テストの点数だけを見て、その点数に現れた子どもたちの能力を見ない。
昔ながらの悪癖を繰り返しているのです。
理解できなくても点数が取れる「解き方」を教えても、当然、「国語力」はつきません。
そんな上辺だけの「国語力」など求めなくとも、適切で豊かな経験、言葉の刺激があれば、
子どもたちは自然に自らの能力を伸ばしていくことができる。
このピグマリオンメソッドの理念に基づく国語教育を子どもたちに届けるために、
「ピグマリオン論説紙芝居国語」は生まれました。
【この教材について】
最難関の中学、高校、大学入試レベルの良質な評論文(国語と英語)を、多彩な分野から厳選し、独自手法で幼児向けの日本語に噛み砕いて紙芝居化しました。 本教材が目指すのは文法知識や言語情報処理技術の獲得ではありません。言葉を通じて自然や社会を見る新たな視点や概念を獲得し、感動する機会の獲得です。
それをきっかけとして、日常生活の中で親子や家族間の知的な会話を重ね、真の国語力を獲得することは、幼児にとって一生の財産になります。
~知識のネットワーク~
120の紙芝居を通じて、国語の基礎教養が身につきます。

高い国語力の正体とは、日々の生活の中で培われたモノの見方や考え方そのもの。たくさんのテーマに触れ、親しんでいくことで、子どもたちは自然とどんな文章も難なく読みこなすことができるようになります。国語力とは0から何かを読み取る魔法の力ではなく、自分の中に蓄えた知識、身につけたモノの見方や考え方を基に新しいものを理解する力なのです。だからこそ、多く良質の文章を浴びることができる環境が求められます。子どもの財産となる、一生ものの国語力を育む珠玉の文章。
「ピグマリオン論説紙芝居国語」を、是非お手元に置いて下さい。
サンプル教材と映像はこちらから
【カリキュラム ~120作品で磨く、本物の国語力~】
教養を広げる論説文に加えて、2年目には文章の構成力を磨く物語文、更に3年目には他者の視点を踏まえて施行する小説文をプラス。身に付けた知識・言葉を使いこなす、国語の実践力を磨くカリキュラムです。

国語を学ぶとは、人類が編み出し積み重ねてきた様々な「ものの見方」を学ぶということです。そのための最良の方法の一つは、実際にその「ものの見方」がひらめき生まれた瞬間を追体験することです。
論説紙芝居国語はお子様たちの追体験をリードし、蓄積された知識や「ものの見方」が、独創的な思考を磨く糧となります。各学科の学力や論理的思考力などが、新しいひらめきを求め、誰かと分かち合おうとするプロセスの中でひとりでに身についてしまうように、国語とはあらゆる教科の基礎でもあるのです。
【教材の使い方と各回の流れの例】
(1)ナレーション付きの紙芝居国語
教材を手元に置き、ナレーションを耳で聞き、指で追いかけていきましょう。ピグマリオンでは言葉を一つ一つ学ぶことはありません。声を浴び、文章の全体像を把握する中で、言葉を少しずつ身につけていきましょう。
(2)中川先生による読み聞かせ
ご家庭で、わが子に対して実際にどのように語り掛ければいいのか。そのヒントになることでしょう。
(3)概念の解説
紙芝居の内容を、やや抽象的なレベルで解説します。今回の紙芝居を抽象的なレベルで理解できると、他の回の紙芝居との関係性を意識することができ、知識が自然に子どもの頭の中で体系化してゆきます。
(4)各種クイズ
出てきた漢字の語源を考えることを通じて漢字や言葉に興味を持ったり、紙芝居の並び替えを通じて文章の構成の仕方を身に着けたりします。音声読み上げ後、じっくり考えたい場合は映像を一時停止させて、お子様とやり取りをしてみてください。考えている間に答えが表示されないように、解答は映像には載せず、教材に記載しています。
(5)正解のないクイズ
このクイズの答えを親子が一緒になって考えることを通じて、今回学んだ視点を活用して日常生活を見つめ直す親子の時間を持っていただきます。

ピグマリオン論説紙芝居国語第1話~第4話 ¥8,800(税込)
教材内容:教材、解説映像DVD
第4話以降の教材はこちらからご覧いただけます。